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酒とか、魔とか、アンモとか。

アンモナイトを中心に、北海道の自然について紹介していきます。
ときには、学生生活についてなど突発的な話題もあるかもしれません。

巡検力って…? 

こんにちはみなさん。札幌に戻ってまいりましたitesです。

みなさんは巡検力、といわれてどんな力を思い浮かべますか?

体力・知識・ルートファインディング能力・サバイバル能力・危機管理能力…

巡検を安全に成功させるためには、さまざまな要素が求められると思います。

場数を踏むことで培われる能力もありますし、図鑑や文献で知識を増やすことも現地で役に立ちます。
こつこつ積み上げていくものがほとんどですが、

これを知ったことで飛躍的に巡検力が上がったぞ!というブレイクスルー的な瞬間が二回ありました。
どちらも初歩的なことですがお付き合いください。


一つ目は、Geographicaというスマホアプリを使い始めたこと。

はじめのころ、先輩が計画してくれた巡検にただついていくだけでした。

そのうちに、どうやって産地情報を知り、化石を見つけていくのか全くわからないまま、
Google Mapに現在地を保存する、などをするようになりました。
とはいっても、Google Mapでは限界があります。
巡検地のほとんどは電波が入りませんし、そもそも航空写真だけでは地形がよくわかりません。

Geographicaは正確な国土地理院地図をもとにした現在地がわかり、オフラインでも地点の保存ができます。
ログもとれるため、GPSをわざわざ買う必要がないのではないかというレベルです。

このアプリの存在で、行ったことのない産地でも迷わず行くことができるようになりました。
便利な時代になったものです。

二つ目は、地質図の読み方がわかったこと。

はじめのうちは、地質図を見ろと言われていざ地質図幅を見ても何が何だか…という感じでした。

というのは、地質図には岩質の区分などは書いてありますが、
アンモが出るか出ないか、地質時代ではいつに相当するのかなどの情報が直接わからないからです。

ですが、ついに見つけたのです。

地質研究所のホームページには、地質図幅の説明書が付いていることを。
そして、その層準からどんな化石が産出したか書かれているではありませんか。

これらの情報から、示準化石を地質時代に読み替えてしまえばいいんだ!!

これに気付いたとき、パッと道が開けたような気がしました。

いまでは、Geographicaと地質図幅を見比べては新しい産地を開拓する計画を立てることができるようになりました。

ベテランのみなさんにはなにを今さら…な記事だったと思いますが、
気づいた時の感動を伝えたくて。

だって誰も教えてくれなかったんだもん!!(笑)


なにも写真がないのは寂しいので、最後に一つ紹介します。

IMG_0551.jpg
Hypophylloceras subramosum カンパニアン N川町

いちばん内側の殻が透き通っているように見えて、縫合線が大変綺麗なのでお気に入りです♪

では。
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Posted on 2018/04/28 Sat. 17:00 [edit]

category: 巡検

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念願の白アンモ 

こんにちは。itesです。

今日の話題は、N川町の有名沢に連れて行ってもらった巡検についてです。

白や虹色の美しい保存のアンモナイトが出ると聞いていた憧れの産地。
しかし、2016年は先輩も口々に採れない、不作だ、と言っていました。

この巡検は、N川で初めてまとまった成果があった巡検でした。

エゾフクロウの羽根やアオダイショウなどの副産物も。

IMG_9045.jpg IMG_8953.jpg

この頃にはパキディスカス科に興味が出始めた頃だったと記憶しています。
しかし彼らはなかなか現れず、欠片くらいしかお目にかかれません。

IMG_4674.jpg
Gaudryceras tenuiliratum カンパニアン

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Ainoceras kamuy カンパニアン 塔状部のみ

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Hypophylloceras subramosum 13cm カンパニアン

特にこの大型ネオフィロのスレを見つけた時はパキかと思ってドキッとしましたが、
どうも巻き数が少ないな、と思いつつ現地クリーニングを試みたところ、こいつが現れました。

心躍るような大型パキに出会えたのは、ずっと後になってからでした。

Posted on 2018/04/14 Sat. 11:00 [edit]

category: 巡検

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二年生初の巡検 

みなさんこんにちは。itesです。

今日は前回からつづく、僕がアンモにはまる過程について書こうと思います。

二年生になって初めての巡検は、三笠でした。
巡検行こうと思ったきっかけは単に予定がなかったからだと記憶しています。

この巡検で僕は、初めてまとまった成果と言える成果を出すことができました。

IMG_6237.jpg

いまならばわかります。
採ってきたアンモが全て普通種であることが。

IMG_7728.jpg


ですが、この成果がなければ図鑑を開いて種類を調べようとすることも、
クリーニングしてみようと思うこともなかったでしょう。

IMG_6786.jpg
記念すべき初クリーニングアンモ

そして、「化石って採れるとおもしろいじゃん。次また行こう。」
と思えたことが一番大きかったと思います。

うちのサークルに限った話ではありませんが、毎年入会したものの姿を見せずフェードアウトしてしまう人もいます。
僕も一年のうちはほぼ幽霊会員だったので、誰も僕が二年から行くようになるとは思っていなかったかもしれません。

IMG_8256.jpg IMG_8257.jpg
がしがし、ぽろっ。

Posted on 2018/03/30 Fri. 16:54 [edit]

category: 巡検

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残り物には…? 

どうも、ひみこです

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
去年はひどい更新頻度でしたが、今年こそはがんばりますよ!
…って毎回言ってる気が(笑)

今回は、一昨年の春、雪どけが待ちきれなくて某露頭に行って来た時の話です。

山はまだ雪に埋まっているのはわかっていても、自分の周りで雪が融け始めると巡検に行きたくなっちゃうんですよね。
ということで、まぁ、下見!下見だから!と自分に言い訳しながら、後輩たちと近場の巡検地に
沢はやっぱり難しそうだったので、某露頭に行ってきました。

IMGP0683.jpg

時期的に、さすがに雪で何もできないんじゃないかなーと思っていたのですが、上なら普通に巡検できそう!

IMGP0684.jpg

後輩たちが頑張って上に攻めていく中、私は下で、先人の割り跡の物色…
かなり大きなマンテリ?の破片や雌型がついた石を割ったあとがあったんです。

チビでもついてないかな~と思って周辺の石を片っ端からひっくり返していると、

IMGP0782.jpg

置いて行かれたマンテリを発見。あらら、可哀そうに…^^;
先が残っているかは怪しい感じですが、残り物から初マンテリをゲットできました!
本当にがびがびしてますね~…。

ではまた^^

Posted on 2015/01/17 Sat. 13:06 [edit]

category: 巡検

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KSK沢巡検【後編】 

ども、ひみこです

前回の記事の続きです。

本流はなかなか楽しかったのですが、このときちょうど病み上がりでいつもより疲れてしまっていたので、KSK沢に入ってから最後尾でひと休み。

少し元気になってから、また登り始めましたが…

IMGP3832-2.jpg

うーん、これを一人で登るのは怖い!落ちそう!
ということで、私はここでとまり、周辺を探索することにしました。

IMGP3829-2.jpg

足元にはノジュールがいっぱい!\(^o^)/

りんぞうさんのおっしゃっていた露頭だったのでしょうか。
きれいなネオプゾシアが出ました。

そんな中から出てきたのが…

IMGP3836-2.jpg

ダメシのようですが、角張っています。

面白そうなので、帰って早速クリーニングすると、ぽろっと取れました。

IMGP4031-2.jpg

ふと裏面をみると、

IMGP4030-2.jpg

あれ!?こっちの面は全然角張ってない!

側面からみると、

IMGP4032-2.jpg

やっぱり角張り方がちがう!…気がする。

どうしてこうなっているのか…

→殻がはがれてる?
(でも、むしろ角張ってる方が剥がれぎみ…)

→連室細管の位置の片寄り?(H田さん談)
(そんなに片寄ってない気がするけど…)

→外套膜の損傷?(ryohei氏談)

→そういう種類のアンモ?
(OB曰く、雰囲気がスカフィっぽいとか)

→雌雄モザイク?
(クワガタみたいな。最近、伊勢海老でも見つかりましたよね)

…うーん、色々考えてみましたがよくわかりません。
アイディア募集中です(笑)

ではまた(^^)

Posted on 2014/10/20 Mon. 01:24 [edit]

category: 巡検

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