05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

酒とか、魔とか、アンモとか。

アンモナイトを中心に、北海道の自然について紹介していきます。
ときには、学生生活についてなど突発的な話題もあるかもしれません。

テキサテキサな二日間 

みなさん、こんにちは。

今日の回想は、ぼくが初めてテキサを採った産地に、また行ってきた時のことです。

 参考記事 アンモ沼への片道切符

どうやら2016年8月に集中豪雨があったようです。
そのあとに一番乗りだったらしく、真新しいノジュールがごろごろ転がっていました。

僕は入渓早々見つけたおいしそうなノジュールを割ったところ、中に入っていた立派なメヌイテスをぶっ壊してしまいました。

うわ…やっちまった……

自分に腹が立って、一気にテンションが下がります。

ほどなくして、同期から喜びの声が。
「あっ!テキサだ♡」

ぬゎんだって?!? はやい。はやすぎる。さすがは僕のライバル。
と思いつつも平静を装い、黙々とノジュールを割っていきます。気分もちょっと回復。

するとついに僕にも勝利の女神が微笑みます。
小さいながらも白くて綺麗に方解石置換されたテキサがヘソ一発分離!

IMG_9519.jpg
Texanites kawasakii サントニアン

一瞬にしてテンション爆上がり。メヌイのことはどうでもよくなりました。

IMG_5641.jpg
同標本 クリーニング後

結局この沢は二日間かけてじっくりと巡検し、7人で計15個のテキサを得ることができました。大豊作!

IMG_9804.jpg
Texanites kawasakii サントニアン

こちらはスレていますが、妖しく緑色に輝いています。

IMG_5627.jpg
同標本 クリーニング後

僕は3つ(1つは後輩にごっつあん)。半分近くは僕のライバルがかっさらっていきました。
なんてやつでしょう。

ites

Posted on 2018/05/07 Mon. 17:00 [edit]

category: コリンニョニセラス科

TB: 0    CM: 2

07

巡検力って…? 

こんにちはみなさん。札幌に戻ってまいりましたitesです。

みなさんは巡検力、といわれてどんな力を思い浮かべますか?

体力・知識・ルートファインディング能力・サバイバル能力・危機管理能力…

巡検を安全に成功させるためには、さまざまな要素が求められると思います。

場数を踏むことで培われる能力もありますし、図鑑や文献で知識を増やすことも現地で役に立ちます。
こつこつ積み上げていくものがほとんどですが、

これを知ったことで飛躍的に巡検力が上がったぞ!というブレイクスルー的な瞬間が二回ありました。
どちらも初歩的なことですがお付き合いください。


一つ目は、Geographicaというスマホアプリを使い始めたこと。

はじめのころ、先輩が計画してくれた巡検にただついていくだけでした。

そのうちに、どうやって産地情報を知り、化石を見つけていくのか全くわからないまま、
Google Mapに現在地を保存する、などをするようになりました。
とはいっても、Google Mapでは限界があります。
巡検地のほとんどは電波が入りませんし、そもそも航空写真だけでは地形がよくわかりません。

Geographicaは正確な国土地理院地図をもとにした現在地がわかり、オフラインでも地点の保存ができます。
ログもとれるため、GPSをわざわざ買う必要がないのではないかというレベルです。

このアプリの存在で、行ったことのない産地でも迷わず行くことができるようになりました。
便利な時代になったものです。

二つ目は、地質図の読み方がわかったこと。

はじめのうちは、地質図を見ろと言われていざ地質図幅を見ても何が何だか…という感じでした。

というのは、地質図には岩質の区分などは書いてありますが、
アンモが出るか出ないか、地質時代ではいつに相当するのかなどの情報が直接わからないからです。

ですが、ついに見つけたのです。

地質研究所のホームページには、地質図幅の説明書が付いていることを。
そして、その層準からどんな化石が産出したか書かれているではありませんか。

これらの情報から、示準化石を地質時代に読み替えてしまえばいいんだ!!

これに気付いたとき、パッと道が開けたような気がしました。

いまでは、Geographicaと地質図幅を見比べては新しい産地を開拓する計画を立てることができるようになりました。

ベテランのみなさんにはなにを今さら…な記事だったと思いますが、
気づいた時の感動を伝えたくて。

だって誰も教えてくれなかったんだもん!!(笑)


なにも写真がないのは寂しいので、最後に一つ紹介します。

IMG_0551.jpg
Hypophylloceras subramosum カンパニアン N川町

いちばん内側の殻が透き通っているように見えて、縫合線が大変綺麗なのでお気に入りです♪

では。

Posted on 2018/04/28 Sat. 17:00 [edit]

category: 巡検

TB: 0    CM: 0

28

パラソレノセラス 

みなさんこんにちは。itesです。
半年間の留学を終え、帰国が近づいています。
そのうちぽろぽろと留学ネタを放出するかもしれませんし、しないかもしれません(笑)

なぜか異常巻には縁の無い僕ですが、
今日はParasolenocerasを紹介したいと思います。

道北のカンパニアンで、倒木が川を跨いで小さな滝になっているところの、滝の裏から引っ張り出したノジュールに入っていました。
ノジュールを嗅ぎ分ける力がついてきたな、と思いました(笑)

例のごとくせっかちな僕はクリーニング前の写真を撮っていませんが(笑)、

IMG_5846.jpg

ノジュールをエイヤっと割ったところ、クリスマスの飾りのステッキのような異常巻がバラバラに。
最初は恒例の(笑)ポチプチバラバラ事件かと思ったのですが、どうやら突起があるようです。

一応ターンもあるということで、丁寧に包んで持ち帰ることにしました。

おうちでぺたぺた貼り付けたのがこちらになります。

IMG_6022.jpg

IMG_6021.jpg
Parasolenoceras sp. カンパニアン

真珠光沢があって上品な感じです♪

思ったより見られる標本になったのではないかと、自分では気に入っております。

いやあ、この類の異常巻は自分で採って自分でクリーニングしないと良さがわからないんですよね…
かといってみなさんになんとも思ってもらえないのも寂しいですが。(笑)

最後に、共産のハウエリです。
いい保存かと思いきやヘソが潰れ気味で外側も一部ペラペラになっていて闇に消えました(泣)

IMG_6024.jpg

では今日はこの辺で!

Posted on 2018/04/21 Sat. 11:00 [edit]

category: 異常巻

TB: 0    CM: 0

21

念願の白アンモ 

こんにちは。itesです。

今日の話題は、N川町の有名沢に連れて行ってもらった巡検についてです。

白や虹色の美しい保存のアンモナイトが出ると聞いていた憧れの産地。
しかし、2016年は先輩も口々に採れない、不作だ、と言っていました。

この巡検は、N川で初めてまとまった成果があった巡検でした。

エゾフクロウの羽根やアオダイショウなどの副産物も。

IMG_9045.jpg IMG_8953.jpg

この頃にはパキディスカス科に興味が出始めた頃だったと記憶しています。
しかし彼らはなかなか現れず、欠片くらいしかお目にかかれません。

IMG_4674.jpg
Gaudryceras tenuiliratum カンパニアン

IMG_9110.jpg
Ainoceras kamuy カンパニアン 塔状部のみ

IMG_9011.jpg
Hypophylloceras subramosum 13cm カンパニアン

特にこの大型ネオフィロのスレを見つけた時はパキかと思ってドキッとしましたが、
どうも巻き数が少ないな、と思いつつ現地クリーニングを試みたところ、こいつが現れました。

心躍るような大型パキに出会えたのは、ずっと後になってからでした。

Posted on 2018/04/14 Sat. 11:00 [edit]

category: 巡検

TB: 0    CM: 2

14

マイブームの… 

みなさん、こんにちは。itesです。

2年目の初夏ごろ、僕のマイブームはメタプラセンチセラスでした。

3連チャンでメタプラ巡検に乗っかったという巡検記録が残されています。笑

メタプラは行くところに行けば採れるというイメージがありますが、
なかなか琴線に触れる完璧なものには出会えません。

一発目はE町の某川。
後輩はなにやら8cmの大物を採集していたようですが、僕はかけらのみ。
写真を載せるのも忍びないので割愛します(笑)

二発目はN川町にて。
更新がなかったのか非常に厳しかったです。

IMG_8784.jpg

IMG_8792_201803311728162b2.jpg

1日粘ってこの二点だけでした。

三発目はE町の某崖。
みんな満足できなかったためサクッと追加採集って感じで。

IMG_8725.jpg

IMG_8720.jpg

イマイチですね。

いったんブームは沈静化しましたが、やはりまた大物を狙って突撃したいものです。

では。

Posted on 2018/04/07 Sat. 11:00 [edit]

category: プラセンチセラス科

TB: 0    CM: 0

07